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当NPOの記事がNPO団体アビフィールド日本協会の会報第50号に掲載されました。ご参考どうぞ。
アビィフィールドとは
アビィフィールドは、高齢者のために「小規模グループハウス」を提供します。ボランティア精神をベースにして、国際的ネットワークを組んで活動する非営利の組織です。
身内の葬儀で考えたこと
〜あなたのお葬式は 老い支度で〜
できるだけ簡素・・・
先日、身内が病気で亡くなった。92歳。約5か月入院し、最後は家族に見守れながら、あの世に旅立った。本人の意志を尊重して、献体した。献体は、亡くなってから、直ぐに迎えにきてもらってもいいが、通常の葬儀を行ってからでもいい。医者から何があってもおかしくないといわれたとき、家族は相談して、親戚とのこれまでの付き合い上、何もしない訳にはいかないということで、身内だけの葬儀を行うことをきめていた。献体は、遺骨になって戻ってくるから、お金がかからないという動機もあったので、葬儀はできるだけ簡素に行うという趣旨で、お坊さんも呼ばず、戒名もつけず、お別れ会という形をとることにした。
お別れ会は・・・
お別れ会はどうように行われたか。亡くなった時刻が昼間であったこともあり、お別れ会はその日の午後6時から行った。参列者は17名。ご遺体は祭壇の前に敷いてある布団のなかに安置。葬儀屋さんの進行で、全員が起立、1分間の黙祷。そのあと、一人ずつご焼香。次は納棺式。ご遺体をみんなで、棺に入れる。飾ってあった花も棺に入れ、蓋を置く。納棺が終わったところで、長男があいさつ。それから食事にうつり、午後8時頃にお開き。お坊さんがいないだけで、ご焼香などやることは通常の葬儀とほぼ同じ。特に違和感はなかった。翌日、遺族だけが立ち会って、病院からの車にご遺体を乗せ、見送った。
献体すると・・・
献体先は日本大学白菊会。遺骨として戻ってくるのは2年後とのこと。献体すれば、葬儀が不要ということで、希望者が増え、順番待ちの状態にあるようだ。保管場所もいっぱいで、新規の登録は断っているとのことです。
費用は・・・
今回、依頼した葬儀社は、目黒区の桐ケ谷斎場の近くで、「スペース品川」という自前の会館を持っており、NPO法人葬祭支援ネットワークが運営している。非常に良心的で、飲食代と会葬返礼品の代金は別にして、トータル20万円弱ですんだ。段取り良く、スムーズにできたのは、葬儀社と事前の打ち合わせを行っていたからで、葬儀社の選定と共に事前の打ち合わせの必要性を改めて感じた。
ほかにもいろいろの形で・・・
葬儀に金をかけたくないと思っても、通夜、告別式と二日かけて行えば、それだけ費用や身体的負担もかかる。葬儀社によると、通夜は行わず、火葬当日に親族が集まり、告別式のみを行う「一日葬」というやり方もあるという。特に、亡くなった方が高齢の場合、参列者も高齢である。従来の形式にとらわれず、「お別れ会」や「一日葬」を考えてみてはどうか。次の法事のとき、お坊さんの考えを聞いてみようと思っている。
会報についてはこちらをご覧下さい。 アビフィールド日本協会会報第50号(pdf)
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